「EAって本当に使えるの?」「ナンピン型はロスカットが怖い…」
そう感じている方にこそ、ぜひ知ってほしいのが私の自作EA『Sentinel Golem』です。
2025年4月の相場は“トランプショック”と呼ばれるほどの異常事態でした。
ゴールドは史上最高値を更新し続け、かと思えばその後は一転急反落。私のまわりでもSNSでも「ロスカされた…」という声を何度も見かけました。
そんな中、『Sentinel Golem』は1度もロスカットされることなく、4月を乗り切ることができました。
利益こそ派手ではありませんが、「できるだけ損失を出さずに、コツコツ収益を積み上げていく」というこのEAのコンセプトにぴったりの結果となりました。
もちろん、ナンピン型EAに絶対安全はありません。私自身、ロスカットはいつ起きてもおかしくない現実だと思っています。
それでも、「爆益よりも安定」「リスクを極力避ける」ことを大切にして設計したのがこの『Sentinel Golem』です。
本記事では、そんなGolemの2025年4月運用実績(全4通貨対応)を、良いところも弱点も含めて正直に公開します。
MT5対応の無料EAを探している方にとって、参考になれば幸いです。
\ 今なら13,000円分のトレード資金がもらえる! /
1. トランプショックに揺れた4月相場とGolemの立ち回り

1-1. ゴールド高騰とその後の反落…安全資産のはずが乱高下?
2025年4月、米国のトランプ前大統領による大規模な関税政策発表、いわゆる「トランプショック」によって、市場は一気に混乱に包まれました。
特にゴールドは、“安全資産”として買われる動きから史上最高値を更新し続けるも、その直後に大きく反落するなど、まさに激震相場。
SNS上や私の知人たちの間でも、「ロスカットされた」「一撃で資金が吹き飛んだ」といった声が飛び交い、とくにナンピン型EAを使っていた方の多くが深刻なダメージを受けていた印象です。
1-2. Sentinel Golemはどう対応したのか?
そんな大荒れの相場のなかで、私が運用している自作EA『Sentinel Golem』は、
4通貨を1つの口座(20万円)で運用しながら、ロスカットなしで4月を無事に終えることができました。
Golemは通貨ごとの特性に合わせてロットサイズを調整しています。
たとえば、値動きの大きいゴールド(XAUUSD)には小さなロット(0.01)、比較的安定したUSDJPYなどには少し大きめのロット(0.02)といった具合です。
「ロスカットリスクを最小限に抑えながら、4通貨でじわじわ利益を積み上げる」という考え方で作られているため、爆益は狙えませんが、その分かなり堅実です。
実際の4月の実績を先に少しだけご紹介すると――
通貨ペア | 損益 | 使用ロット(初期値) |
---|---|---|
GOLD | +34,560円 | 0.01ロット |
EURUSD | +19,533円 | 0.01ロット |
USDJPY | +15,580円 | 0.02ロット |
USDCHF | +11,421円 | 0.02ロット |
金額だけ見ると「地味」と思われるかもしれませんが、1つの20万円口座でこの4通貨すべてを同時に動かしていたことを考えると、
「低リスクで4月のトランプショックを乗り切った」という事実に、私は非常に価値を感じています。
なお、私はナンピン型EAに“絶対の安全”を求めているわけではありません。
ロスカットは避けられない現実だとも思っていますし、私自身「明日は我が身」と常に意識して運用しています。
だからこそ、爆益よりも「とにかく退場しないこと」を最優先にして、Sentinel Golemを作ってきました。
このあとは、4月の詳しい実績(通貨別・全体サマリー)をわかりやすくご紹介していきます。

2. Sentinel Golem 4月の実績レポート(4通貨合算)

2-1. 総合パフォーマンスまとめ
2025年4月、Sentinel Golemは「GOLD」「EURUSD」「USDJPY」「USDCHF」の4通貨ペアを、1つの口座(証拠金20万円)で同時運用しました。
ロットサイズは通貨ごとの特性に応じて最適化されており、それぞれM15の短期トレード戦略に基づいて稼働しています。
まずは4通貨の総合成績を一覧にまとめます。
項目 | 結果(4通貨合算) |
---|---|
総損益(利益-損失) | +81,094円 |
総利益 | 175,722円 |
総損失 | -94,628円 |
トレード数 | 279回(68 + 102 + 54 + 55) |
平均勝率 | 約70.95% |
平均プロフィットファクター | 約2.28 |
最大ドローダウン(残高ベース) | 13%(27,643円)※GOLD由来 |
最大ドローダウン(証拠金ベース) | 37%(81,633円)※GOLD由来 |
なお、証拠金ベースの最大ドローダウンはGOLDで発生したものですが、トランプショックと言われる状況の中、
証拠金20万円という枠内で4通貨すべてを動かしてこの結果を残せたことは、個人的にはとても手応えを感じています。
2-2. 各通貨別の実績詳細
それでは、それぞれの通貨ペアの成績を簡単に振り返ります。
■ GOLD(XAUUSD)
- 損益:+34,560円
- 勝率:72.06%
- トレード数:68
- プロフィットファクター:1.60
- 最大ドローダウン(証拠金):81,633円(37%)
4月は金相場の急騰・急落が特に激しく、「トランプショック」の直撃を受けました。
そんな中でも損失を出しすぎず、最終的にプラスで終えられたことは、
Sentinel Golemの守りのナンピンロジックが機能した証だと感じています。
■ EURUSD
- 損益:+19,533円
- 勝率:68.63%
- トレード数:102
- プロフィットファクター:1.87
- 最大ドローダウン(証拠金):44,734円(22%)
通貨としてはややトレンドが読みづらい場面もありましたが、
相場に深く食い込みすぎず、浅めの利確とコントロールされた損切りで、安定した結果となりました。
■ USDJPY
- 損益:+15,580円
- 勝率:70.37%
- トレード数:54
- プロフィットファクター:3.17(全通貨中トップ)
- 最大ドローダウン(証拠金):15,330円(8%)
ドローダウンが非常に小さく、最もバランスのとれた運用結果に。
ロットサイズも0.02とやや大きめでしたが、戦略とリスク許容の相性が良好でした。
■ USDCHF
- 損益:+11,421円
- 勝率:72.73%
- トレード数:55
- プロフィットファクター:2.47
- 最大ドローダウン(証拠金):12,812円(6%)
動きが地味な通貨ペアながらも、コツコツと利益を積み上げてくれました。
値動きが少ない=ドローダウンも少ない、という点で補完通貨として優秀です。

3. Sentinel Golemとは?初心者にも安心のナンピンEA

3-1. 私が開発した「守りの逆張りEA」
Sentinel Golemは、私自身がリアル運用のために開発したMT5用の自動売買EAです。
「ナンピン=危険」という印象を持たれがちですが、だからこそ守りの発想をベースにした逆張りロジックにこだわって作っています。
ポイントは次のとおりです:
- トレンドの勢いが弱まったところを狙う逆張り型
- 複数のフィルターで無駄なエントリーをカット
- ナンピン回数に上限を設け、グループごとに利益確定を行う設計
- エントリーロジックやパラメータは通貨ごとに最適化しており、過剰なリスクを避ける構造
正直、「爆益を狙いたい!」というタイプの方には物足りないかもしれません。
ですが私は、「自分の資金を守る」「できるだけ長くトレードを続ける」という視点で、EAを開発しています。
3-2. 少額運用&デモから始められる安心設計
Sentinel Golemは、XMのKIWAMI口座(低スプレッド)を前提に設計していますが、
マイクロ口座やデモ口座でも問題なく稼働します。
たとえば今回の実績も、証拠金20万円をKIWAMI口座で4通貨を同時に動かしてこの成績です。
1通貨あたり5万円以下の資金感覚でも十分対応できる設計なので、少額運用派の方にも向いていると思います。
また、現在は無料配布も行っていますので、
「気になるけどいきなり本番は不安…」という方は、ぜひXMのデモ口座やマイクロ口座などでお試しいただければと思います。

\ 今なら13,000円分のトレード資金がもらえる! /
4. 今後の改善と次回運用予告

4月は無事にロスカットを回避できたとはいえ、反省点や今後に向けた課題もいくつか見えてきました。
まず大きかったのは、GOLDの含み損の大きさです。
最終的にはプラスで終えたものの、最大で証拠金の37%にあたる含み損を抱えたタイミングがありました。
このあたりは、もう少しリスク緩和策を加える余地がありそうです。
また、EURUSDについては成績こそ安定していたものの、ポジションの“溜まり”がやや目立ちました。
値動きの幅が小さい通貨ペアほど、「持ちすぎに注意」するロジックを見直す必要があるかもしれません。
その一方で、USDJPYやUSDCHFはドローダウンが小さく、非常に安定していました。
この2通貨については、今後の主力通貨候補として引き続き運用を継続する方針です。
目指すのは、やはり「爆益ではなく、退場しないEA」。
私自身がこれからも安心して使い続けられるよう、地味でも堅実に改善を重ねていくつもりです。
5月の実績も、また公開予定ですので、引き続きご覧いただければ嬉しいです。
まとめ

2025年4月の相場は、まさにトランプショックの名にふさわしい激動の一ヶ月でした。
ゴールドは最高値を記録し続け、多くのトレーダーやEAがロスカットに追い込まれる中、
私の自作EA『Sentinel Golem』は、4通貨ペアを同時に運用しながらも1度のロスカットもなく、全通貨でプラス収支を残すことができました。
利益額だけを見ると地味に思えるかもしれません。
ですが、「できるだけロスカットを避ける」ことを第一に考えた設計だからこそ、こういった相場でも耐えられたのだと思っています。
もちろん、ナンピンEAに絶対の安全はありません。
私自身、「明日は我が身」と常に考えて運用していますし、今後もリスクを見直しながら、無理のない改善を続けていくつもりです。
当サイトでは、XMのKIWAMI口座に特化した自動売買ソフト(EA)「Sentinel Golem」を、当サイト経由で開設されたXM口座(マイクロ口座にも対応)ユーザーに限り、無料配布中です。
「気になるけど不安…」という方は、まずはデモ運用から気軽に試してみてください。

\ 今なら13,000円分のトレード資金がもらえる! /
今後も、月ごとの実績や検証レポートをブログで公開していきますので、ぜひまた覗いてみてくださいね。
あなたのEA選びの参考になれば幸いです。